そもそも振袖って?
振袖を着る時のマナー
振袖を着ているときはやはり上品で美しい所作が求められます。
振袖を着ているときには基本的にゆっくりと優雅に振舞う必要があります。
1.立ち姿
立ち姿が出来ているかいないかで印象は大きく変わります。立ち姿ではあごを引いた状態で、手を前で重ねて、足を内股気味にしておくと良いでしょう。歩く時の歩幅は小股を少し意識して、自然にすると良いです。
2.座り方
座るときには、帯が潰れないように浅めに座ることが重要です。両足を揃えて、袖を膝元で重ね、その上に両手を添えておきましょう。正座をするときは、裾が乱れないように膝元を押さえて座りましょう。
3.階段の上り下り
階段も袖を床につけないようにする必要があります。そのため袖を二枚重ねて左手で持ち、床につかない高さまで持ち上げたまま階段を移動しましょう。裾も踏まないように持ち上げますが、上げ過ぎると足が出すぎてしまうので注意しましょう。
4.写真を撮るとき
写真を撮るときは、立ち姿のマナーを意識することがポイントです。つま先を揃えてかかとを開くようにして内股気味に開き、あごを引いて背筋を伸ばしましょう。撮られるときの角度は正面を向くのではなく、右足を少し後ろに引いた状態にします。振袖の左側の柄が見えやすくなるように、斜め三十度くらいの角度にすることでスリムなシルエットになります。
今回は振袖を着る時に知っておきたいマナーと写真を撮っられるときのポイントについて解説しました。一生に一度の成人式のひを良い一日にしてください。
そもそも振袖って?
成人式は日本だけのイベント!
成人式は日本では当たり前となっています。
しかし、他の国では日本の成人式のような行事はおこなわれていません。
民族衣装を身に付け行事に参加する様子は外国からも大きな注目を集めています。
他の国では成人式のような行事は行われませんが、
一人前の大人として認められるためには狩りを一人でできることが条件になっている民族もあります。
しかし、日本のように20歳を迎えた若者が集まって式典を行うのとは全く別物だと言えるため日本の成人式は外国の人から見ると魅力的だと感じるのでしょう❣
🌼振袖を着て成人式に出席できることに感謝して、大人としての
一歩を踏み出すための良い記念日にしていただきたいと思います🌼
振袖を着る機会は以外と多い❣
※成人式
振袖を着る代表的な場面として挙げられるのが成人式ですね。新成人たちが艶やかな礼装に身を包む姿は目にも鮮やかで美しい光景です。
※卒業式
大学や短大、専門学校等の卒業式の礼装として振袖に袴の組み合わせも有りですよね。
袴に合わせる振袖は小振袖(二尺袖)が一般的ですが、それより格式の高い振袖を着用しても問題ありません。
※結婚式や披露宴に
結婚式または披露宴へ招待されたときに振袖で出席して頂くと場が華やかになります。格式の高い振袖は新婦の花嫁衣装としても着ることができます。未婚女性として振袖を着られる最後のチャンスになる為、自分の結婚式で思い入れのある振袖を着るのも素敵です。
※結納
結納とは、結婚式前に正式な結婚の約束を交わす儀式です。新婦になる女性が第一礼装である振袖を着用するのにふさわしい場でもあります。
🌺お振袖を色々な場面で着ていただきたいとおもいます🌺
振袖とは、未婚女性の第一礼装(最も格が高い着物)にあたる格式の高い着物のことです。 その名の通り、たもとが長いことが名前の由来です。 成人式では、20歳のお祝いとして、沢山の女の子が振袖を着ます。成人式に出席しない子も記念として写真撮影をするなどとても華やかなイベントです。
成人式は人生の大きな節目
冠婚葬祭という言葉の中で『冠』にあたるのが成人式です。 日本古来の4大儀式の一つに数えられているほど成人になる事は人生において重要な節目なのです。
振袖で厄を払い、身を清める
古来より『振る』という仕草には、神様を呼び寄せる、厄を払う、場を清めるなどの力があるとされています。 神社では神主さんが玉串を振ってお祓いをしますよね。長い袖を振る振袖には、良縁を呼び、厄払いやお清めの効果もあると考えられました。成人式で振袖を着るのは単に華やかで美しいだけではなく、深い意味があったのです。格式の高い『冠』の儀式だから、第一礼装で、人生の大切な節目だから、良いご縁や厄除けを願って、そして一生に一度の晴れ舞台が良い思い出になりますようにという親心も…。
意味を知ったらもっと感慨深い❣
成人式って何❓
成人おめでとうございます。今回は改めて成人式の意味について考えていきたいと思います。成人式は20歳になったら出席するもの。。。成人式が行われる意味を考えたことがある人はあまりいないかもしれません。20歳という節目で身が引き締まるような気分を味わう人は多いようですが、成人式の由来を知りもっと意義のある一日を過ごしてみませんか?
成人式のルーツは❓
日本で今日行われている成人式は第二次世界大戦後の1946年に”埼玉県”で行われた「青年祭」がルーツになっているといわれます。このお祭りは戦争に負け誰もが心に深い傷を負う中で未来を担う若者たちに希望を持ってもらうために当時の埼玉県蕨町の青年団長により企画され行われたものでした。これが後に全国に広まり今日の成人式となりました。
成人式に女子が振袖を着るのはなぜ❓
日本においての民族衣装は着物ですが、同じ着物でも年齢や立場によって形が違います。そうした中で振袖は未婚の女性の正装とされています。つまり、日本の未婚女性が身に着ける第一の正装が振袖なのです。そのため人生の通過儀礼のひとつである成人式で振袖を着るようになったと考えられます。
🌻より素敵な成人式を過ごされることを心よりお祈りしています🌻
振袖にはさまざまな模様や柄が描かれていて、着物の美しさに華をそえてくれます。振袖を選ぶとき、模様や柄のデザインで決める人も多いですよね。実はそれぞれの柄には特別な意味や思いが込められているんです。これから振袖を選ぶ人は見た目だけではなく、柄や模様に隠された意味を考えながら検討してみるのもおすすめです。
*******飛翔する姿も美しい!「鳥」の柄*******
振袖の柄には生き物が描かれたものも多いですが、中でも飛び立つ姿が美しい鳥の模様は時代を問わず人気の柄です。
長寿のシンボル「鶴」
鶴は千年・・・・・でよく知られている通り長寿や生命力の豊かさの象徴です。鶴の柄は縁起が良い模様「吉祥模様」のひとつに数えられていて、成人式はもちろん、婚礼などおめでたい場に着用する振袖に好んで使われています。翼を大きく広げた鶴が飛翔する姿自体とっても綺麗でゴージャスな着物姿になります。
平和と幸福の象徴「鳳凰」
鳳凰(ほうおう)は中国に古くから伝わる伝説の鳥、天命を受けて天下を治める聖天子の訪れとともにこの世に現れることから平和のシンボルとされています。鶴と同じく空を舞う姿がとても優美な鳳凰は、日本では飛鳥時代から着物の柄として好まれてきたそうです。「これからの人生を幸せに」というご両親の想いを込めるには理想の模様ですね。
成人式の振袖は大人として人生を歩き出す自分を祝い、成人となった自覚を持つための晴れ着です。。
※振袖の柄の持つ意味
桜・・・日本の国花・豊かさの象徴
梅・・・厳寒の中で咲く逆境に耐える人生の理想
バラ・・・ピンク(上品さ) 白(清純) 黄(友情)
※色の持つ意味
赤・・・赤は魔除けの意味を持つ・太陽や火・古くから神聖な色とされてきた。
ピンク・・・女性らしい可愛い色味・優しさや柔らかさを感じさせる。
緑・・・植物をイメージさせる穏やかな癒しの色・安定感やちょうわを表す。
青・・・晴れ渡る空や美しい海をイメージさせる・冷静さを意味し知性を表わす。
紫・・・世界的に『高貴な色』とされている・優雅さや高級感を感じさせる。
白・・・清らかで汚れのないものの象徴・無垢で清楚な印象を与える。
🌺お振袖選びの参考にしてみてくださいませ🌺