どんなシーンで振袖を着るの?
振袖は未婚女性の第一礼装
振袖とは袖丈を長く仕立てた長い袂の(たもと)のある袖をを付けた着物をさし、一般的には大人の未婚女性の第一礼装となります。 主に二十歳を祝う成人式や結婚式の披露宴に着用され式典の出席、発表会などでも見かけることも多い着物です。
なぜ振袖は未婚女性だけなのか?
その代表的な例として着物の長い袖を振って愛情表現をしていたといわれています。 しかし結婚した後は愛情表現をする必要がないため袖を短くしたそうです。 ほかにも会話をしなくても女性が未婚か既婚かを見分けるために役立っていたといわれます。
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【ちょこっとためになる豆知識】
振袖は3種類あるって知ってた?
振袖は3種類
①大振袖(本振袖)・・3種類の中で一番格式が高い振袖です。
☆主な着用シーンは、結婚式で花嫁さんが着る婚礼衣装として使われます。
②中振袖・・成人式でよくみられる振袖がこの中振袖。袖が女性の足首くらいまでの長さで立ち姿のバランスがとてもよく見えます。
☆着用シーンは成人式やお祝い事の席です。
③小振袖・・中振袖よりもさらに袖が短い小振袖は「2尺袖」と呼ばれます。袖が短くなっているので動きやすいという特徴があります
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振袖と一口に言っても、着ていくシーン、用途によっても違うことがわかります。
振袖の色柄も着ていく場所によっても変わるものです。振袖選びも楽しいひと時となりますね。